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長崎県は、RFP(事業者公募)に参加登録していた5事業者すべてが、参加資格審査を通過したことを公表しました。
資格審査は、次に行われる第一次審査への参加資格を問うものです。
県は第一次審査書類の受付期限を3月1日としており、期限内に5者からの必要書類が提出されたことも明らかにしました。

第一次審査では、事業者の実績や財務能力、IR誘致に向けた事業コンセプトなどについて書類審査が行われます。
第一次審査にて選定された3者が第二次審査に進み、集客や施設整備に関する事業計画、ギャンブル依存症対策や地域貢献に関する提案などをプレゼンテーション。その内容をもとに事業者の選定が行われます。

第一次審査結果の公表は3月中旬、第二次審査書類の受付は6月に行われ、事業者の選定は2021年夏頃を予定しています。

長崎県の具体的なRFPスケジュールはこちら

RFP参加「ONE KYUSHU」のアンバサダーに内村航平選手が就任

現在長崎県のRFPに参加しているのは、「オシドリ・コンソーシアム」「カジノオーストリアインターナショナル」「カレントグループ」「ONE KYUSHU(ピクセルカンパニーズ)」・「NIKI&チャウフー(パークビュー)グループ」の5者となっています。
このうち、ピクセルカンパニーズ社率いるコンソーシアム「ONE KYUSHU」のアンバサダーに、プロ体操選手の内村航平選手が就任したことが発表されました。

長崎出身の内村選手はこれまでオリンピック3大会に出場し、金メダル3つ・銀メダル4つの7つのメダルを獲得。
2011年には長崎県民栄誉賞を受賞しており、長崎の顔とも言えるレジェンド的存在です。
今回のアンバサダー就任について内村選手は、「プロ体操選手として活動していく中で、故郷長崎に役立ちたいと考えていたため、このような機会を頂き大変嬉しい」とコメント。
そのうえで、「これを機に国内外の多くの方が、素晴らしい観光資源を持つ長崎のファンになってほしい。アスリートとしてスポーツや健康の観点から、長崎の未来に貢献していきたい」と発言しました。

また、ピクセルカンパニーズ社の代表取締役社長・吉田弘明氏は、「内村選手が大切にしてきた「スポーツを通して故郷・世の中に貢献したい」という思いに共感し、今回アンバサダー就任をお願いした。我々は内村選手のように世界と日本、そして長崎をつなぐ架け橋となることを使命とし、日本の未来に貢献するIR事業の展開を目指す」とコメントしています。

内村選手とタッグを組み、長崎IR参入へ強い意欲を見せるピクセルカンパニーズ社。
まずは3月中旬に公表される第一次審査結果において、第二次審査に進む3者に残れるかどうかが焦点となります。

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