事業概要
Home > 事業概要 > 海外海上保安機関との連携・協力/海賊対策
事業概要

海外海上保安機関との連携・協力

東南アジア海上保安機関の能力向上啓発

平成29年度事業


    1. 目的
  •  中東・ヨーロッパを結ぶシーレーン(海上輸送路)は我が国の生命線と言っても過言ではなく、その海上交通の安全確保は、国民の安全・安心に直結しており、本来、同シーレーンの沿岸国が自国管轄海域において適切に法執行活動等の海賊対策を実施しなければならないところ、同沿岸国の海上保安機関の能力にはばらつきがあり、各国の現状を踏まえた内容について支援・協力していくことが必要である。
     このような実情を踏まえ、各国海上保安機関の現状や同機関が支援・協力を求める分野等に応じて、同沿岸国に対し効果的な支援・協力を行うこととする。また、日本関係船舶に対する海賊事案発生時には、情報共有や効果的な事案対処のため、同沿岸国海上保安機関と緊密な連携が必須であるところ、上記支援・協力の実施にあわせ、連携協力体制の構築・促進に努める。
     これらの取り組みを行うことにより、我が国海上輸送路の安全を確保する。

  • 2. 派遣巡視船、派遣国、寄港日等
  •  海上保安庁が各国に派遣中であった巡視船及び乗組員等の協力を得て、以下の寄港日・場所、参加機関により訓練等を実施した。
    (1) 第1回派遣(巡視船えちご)
       @ フィリピン共和国
         平成29年6月1日〜6月4日
           ダバオ港 4日間
         フィリピン沿岸警備隊(PCG)
       A ベトナム社会主義共和国
         平成29年6月13日〜6月19日
           ダナン港 7日間
         ベトナム海上警察(VCG)
    (2) 第2回派遣(巡視船つがる)
       @ インド
         平成30年1月12日〜1月19日
           チェンナイ港 8日間
         インド沿岸警備隊(ICG)
       A マレーシア
         平成30年1月25日〜1月31日
           クアンタン港 7日間
         マレーシア海上法令執行庁(MMEA)

  • 3. 実施内容
  •   第1回のフィリピンにおいては、ダバオ港沖で、4機関(海上保安庁、PCG、JICA、ReCAPP情報共有センター)による海賊対処の合同訓練が実施され、ベトナムにおいては、ダナン港沖での海上保安庁とVCGの合同訓練のほか、関係機関による各種交流行事が行われた。
      第2回のインドにおいては、チェンナイ港沖にて、巡視船つがる及び搭載へり、ICG巡視船艇及び航空機の参加による情報伝達訓練や相互離着船訓練等が実施された。また、マレーシアにおいては、海上保安庁とMMEAの連携により、ヘリやボートを利用した海難救助訓練等が行われたほか、新たな取組として、(公財)海上保安協会から派遣された同協会事務局長が、日・馬両国巡視船の若手乗組員に対する講演を実施した。




↑ page top ↑